ドゥマゲテ ロックダウン

ドゥマゲテロックダウン生活日記:16日目(4月18日)

ロックダウン16日目。

なんだか普通に外食したりバイクで遠出していた頃が昔のことのように感じるようになってきた。
日記をつけているからまだマシだが、つけていなかったら日数の感覚が相当鈍くなっていたんじゃないだろうか。

 

今日は同居彼氏が下の階の住人に外出許可証を借りて買い出しに行ってくれた。
おかげで再び食材が潤った。

そして嬉しいことに扇風機も買ってきてくれた。

今のアパートに引っ越した直後にロックダウンが始まってしまったので、実は他にもまだ買い揃えられていないものが色々ある。
カーテンとか、食器とか。
まぁフルファニッシュドの部屋なのでそんなに困らないし不要不急じゃないんだが、もしまだまだ引きこもり生活が続くならできれば買い揃えたいなぁ…

外出許可証は週明けにリニューアルされるので、今の許可証が使えるのは今日が最後ということになる。
SNSを見るともう新許可証を受け取った人もいるようで、しかも旧許可証はもらえなかった(シェアだった)けど新許可証はもらえたという人もちらほらと見られた。

実際、新許可証は「アパートは1ドアユニットにつき1枚配布される」という説明も目にした。
これはいよいよ、うちももらえるかも…?
期待するともらえなかったときに辛いのだが、つい期待してしまう。

今回のロックダウンで、私にとって買い物さえ自由に行けないことは本当に歯痒いことだと思い知った。
ロックダウン前は買い物は家事の一環くらいの感覚だったが、自宅作業の気分転換や軽い運動にもなっていたんだなぁと、今そのありがたみをしみじみ実感している。

それに、外出許可証という「本来持っているべき権利」が持たされていないことへの不満がどうしても拭えない。
ルールを守る以前に、守らせてもらう権利すら与えられていないような感覚だ。
もし外出許可証がもらえてルールの範囲で自由に外出できるなら、今の歯痒さはかなり解消される気がする。

人の行動を制限するのに、非論理的な強制はおそらく効果的じゃない。
ストレスと不満を与え、支持率を下げ、反対勢力を生んでしまう。
たとえ建前であっても論理を伴い、そして管理可能な範囲の自由を与え、手の平でコロコロ転がすのが上策なのだろうな(言い方)

コロコロ転がりますから、外出許可証くださいよー(何回目)