ドゥマゲテ ロックダウン

ドゥマゲテロックダウン生活日記:7日目(4月9日)

ロックダウン7日目。

ロックダウンから1週間が経過した。
万が一ロックダウンが延長されないなら、予定ではあと8日で終了。
ほぼ折り返し地点になる。

フィリピンは今日からホーリーウィーク(復活祭)で、週末まで祝日扱い。
例年レストランやショッピングモールも閉まるのだが、そもそもロックダウン中のため今年はあまり影響がない。
ただ、教会行事もできないのはクリスチャンの現地の人たちにとってきっと辛いことなのかもしれない。

 

今日のタスクは撮影と編集。
外出という選択肢がなくなったので仕事により集中できるはずなんだが、なかなか進まず夜中までかかってしまった。

理由はただ一つ、アパートのWIFIが遅すぎるからだ。
前にも書いた通り、引っ越しがロックダウン直前すぎてスカイファイバーの申し込みが間に合わなかった。

ドゥマゲテロックダウン生活日記:4日目(4月6日)

ロックダウン生活においてWIFIが遅いのはかなり致命的だ。
仕事だけじゃない、Amazon PrimeもNetflixもYouTubeも観れないしオンラインゲームもできない。
ブラウザ更新さえままならないので情報収集も難儀だし、ブログの更新すら時間がかかる。

今誰かに「ロックダウン生活に最も必要な準備は?」と聞かれたら「とりあえずWIFIを最速にしておけ」と答えるかもしれない。
それくらい今私はWIFIに追い詰められている。
実際、食糧・水・電気など他のインフラはさほど困っていない。

 

というわけでWIFIと悪戦苦闘しながらずっと作業していて変化に乏しい1日だった。
ただ、午後にこんなことがあった。

同居人彼氏がちょっと近くへ出かけようとしたところ、下の階の住人が慌てて近寄ってきてこう言ったのだ。

パス(外出許可証)を持っていけ!
貸すから!
近くだから大丈夫?
いや甘く見ちゃダメだ!
昨日逮捕者が2人出たらしいんだ!

えぇぇぇ、ついこの前「誰も持ち歩いてないしチェックなんてされないよ!大丈夫!」って言ってましたやん…
街のチェックがついに厳しくなったのかな?

もはやこの、行政と市民の「どこまでチェックするの?」の探り合いが面倒だ。
ルール守って最低限の外出しかしないから、そろそろ1世帯に1枚パスもらえないかしら。

 

そして今日にでもネグロスオリエンタルのロックダウン延長が発表されるかと思ったが、発表されずに終わった。
ネグロスオリエンタルは陽性発生が未だ4人にとどまっていて、疑わしき患者の検査結果も陰性が続いている。
もしかしてワンチャン、延長なしを狙っていたりするんだろうか。