ドゥマゲテ ロックダウン

ドゥマゲテロックダウン生活日記:11日目(4月13日)

ロックダウン11日目。

今日は同居人彼氏が、ロックダウンに入って2回目の買い出しに行くことに。
相変わらず外出許可証は無いけども。

が、何も買えずに帰ってきた。
ダウンタウンのデパート「LEE PLAZA」に行ったらしいが、あまりにも長蛇の列だったので諦めたと言う。
ちなみにその後シティモールにも行ってみたが、新たにチェックポイントが設置されていたため引き返したとのこと。

まぁ今のところ確実に不足している物はないので大丈夫なんだが、やっぱり不便だなぁ。
せめて外出許可証が手元にあればと思わずにいられない。

 

午後になって、ついにネグロスオリエンタルもロックダウン延長のニュースが出た。

ワンチャン延長なしを狙ってるのかと思ったけど、そんなことはなかったようだ。
まぁしょうがないよな。2週間はさすがに短い。
おそらく4月末まで延長・さらに延長の可能性ありという感じか。

ふと、去年の今頃はイースターエッグハントとかしてたんだよなぁと思い出した。
いつも通りの夏だったら、シキホール島に行ったりアポのウミガメ見たり。

オスロブのジンベイザメウォッチングとか、今どうなってるんだろう。
お客さんいなくてもジンベイザメたちはご飯もらえてるんだろうか。
誰もいないオスロブやスミロンのビーチを想像したら、なんか泣けてきた。
また元のように戻れるのはいつになるんだろう。

 

正直、ここまでの事態になるなんて思っていなかった。
タイに行った2月の時点では、インフルエンザだってたくさん人が死ぬのに、大げさに騒ぎすぎだと思ってた。

でもヨーロッパやアメリカの状況を知って、ようやく心底震え上がった。
医療が追いつかず、助かる見込みが高い人と低い人でトリアージせざるを得ない世界なんて、地獄でしかない。
自分がそんな世界にいたらと想像すると耐えられない。

しかし一方で、外出制限が長く続くほど、貧困でも人は死ぬ。
物理的にも死ぬし、メンタルでも死ぬ。
不安で苛立ち、暴力的になり、我を失う。
躊躇なしに他者を攻撃するようになる。

理性を持たないウイルス相手に、人間がこんなに理性を消耗させられるなんて。
人間同士の争いの方がまだ合点がいく気がしてしまう。

 

しかもさらにしんどいニュースも出てきた。

これがもし事実なら、風邪やインフルエンザのように何度もかかってしまうことになる。
ワクチンや治療薬ができない限り、ロックダウンは解除できないし人も死に続ける。

それでもいつかは夜が明けると思うが、後々「失われた○年」って語られることになるのはもう避けられないのかも。
これは本当に辛い。
人生の中で「今」じゃなきゃできないことをしようとしていた人もたくさんいるだろう。
数ヶ月なら耐えようと思えても、数年となると果たしてメンタルが保つかどうか。

 

他人事のように言っているが、私自身もメンタルを保てる自信が全くない。
仕事が減らないか不安だし、このままフィリピンでやっていけるかも不安だ。
この不安と向き合いつつも、冷静に、淡々と生活していくしかない。
もしかしたら、外出できなくても感じられる何らかの「生きがい」をつくれるといいのかもしれない。

 

ところで、少し良いニュースも一つあった。

【新型コロナ】県、球磨病院医師の濃厚接触者ら検査 25人陰性

昨日の地元のクラスター感染疑いのニュース、続報で濃厚接触者25人の検査結果が陰性だったとのこと。
とりあえずよかったが、偽陰性や接触洗い出し漏れの可能性もあるし、両親には引き続き注意してほしいと伝えた。