ロックダウン13日目。
今日も特に何事もなく1日を過ごした。
もはや何事もなさすぎて日記に書くこともなくなってきた。
ちょっと気になるのは、昨日はザンボアンギータで、そして今日はドゥマゲテで射撃事件が起きたこと。
このニュースはちょっと怖い。
ザンボアンギータでバイク走行中だった男性の射殺事件。
今はあちこちにチェックポイントがあるにもかかわらず、犯人はまだ捕まっていない模様。#ドゥマゲテ pic.twitter.com/aea1QVk9XO— chie@フィリピン在住フリーランス (@chie23232) April 14, 2020
む、今度はドゥマゲテのダロで発砲事件。
犯人逃走中、被害者はシリマンメディカルセンターに搬送されたとのこと。
ダロは近い。。#ドゥマゲテhttps://t.co/AFXKRAvP6h pic.twitter.com/4GtVogTd86— chie@フィリピン在住フリーランス (@chie23232) April 15, 2020
治安が良いと言われるドゥマゲテだが、周辺の街含め射撃事件のニュースは比較的よく目にする。
日本と違い、こっちでは殺害手段はもっぱら銃が多い印象。
ただ、南米などで聞く強盗殺人のようなニュースは滅多に見ず、動機は利害や怨恨が多い。
気になるのは、なぜロックダウンで取り締まりが強化されている今、犯罪が起きるのかということだ。
あちこちにチェックポイントもあるし、普通に考えて犯罪者側にとってもリスクが高いと思うのだが。
それとも、ロックダウン中だからこそのメリットがあったりするんだろうか。
例えば、外出許可日と時間が限られているからターゲットの行動が読みやすいとか。
チェックポイントに注力している分、他の場所の警備が甘くなっているとか。
そしてこれはドゥマゲテに限らずだが、ロックダウンが始まって以降、密輸・麻薬取引・違法賭博などの逮捕ニュースが増えた気がする。
何が起きているのか私にはさっぱりわからないが、こういった闇ビジネスは当然補償が得られず、ロックダウン中だろうと商売を続けざるを得ないのかもしれない。
しかし防疫措置と合わせてチェックも厳しくなっているため、普段なら見つからなかった犯罪がロックダウンによって「あぶり出し」されている面があるのかもしれない。
まぁ、何も知らない私がいくら推測したところで想像の域を出ないのだが。
さしあたって日本人の私が恐れるのは、ロックダウンによる治安の悪化だ。
このまま外出規制が長引き、補償も足りず、市民の不安と苛立ちが募れば、結果として治安が悪化していくというのは世界共通のセオリーだ。
いくらフィリピン国内では圧倒的に治安が良いとされるドゥマゲテでも、そうも言ってられなくなる可能性も考えておくべきだと思う。
ただ、個人的には、今すぐにスリや強盗が横行するといった雰囲気はまだ感じない。
必要以上に怖がりすぎず、情報収集はしっかりして備えていきたい。