ドゥマゲテ ロックダウン

ドゥマゲテロックダウン生活日記:19日目(4月21日)

ロックダウン19日目。

今日は近くのタボマーケットまで野菜とフルーツを買いに出かけた。
タボマーケットは今週もマスク着用・手の消毒・体温チェックのみで入場可能だった。
先日同様番号札を配っていたので、引き続き入場人数制限も行なっているようだ。

お店も普段通りとまではいかないがかなり多く出店しており、必要な食材は一通り買うことができた。
店員さんたちは「Keep distance!」と呼びかけあいながら、客や店員同士と距離を保つよう心がけていた。
何かとアウトローを感じてしまうフィリピンだが、なんだか今日はとても秩序立っている感じがした。

 

それにしても暑い。
市場で買い物して帰ってきただけで汗だくになってしまった。
防疫のために外で防護服を着て作業にあたっている人の様子をニュースで見かけるが、あれはきっと地獄の暑さだろうと思った。
東南アジアでの対ウイルス戦争は暑さとの戦いでもあるんだなと思うと、改めて気が遠くなった。
一体いつまでこの戦いを続けなきゃならないんだろう。

 

そんな中、food pandaでアイスをデリバリーするという暴挙に出た。
なんという贅沢。今もいろんな職の人が猛暑の中感染リスクに晒されながら働いてくださっているというのに、背徳感が半端ない。
でもこうして少しずつでも現地にお金を落とすことが、居候外国人である私にできることでもある。

昨日は外出許可証をもらえないことへの不満をつらつら愚痴ってしまったが、今となってはもうそんなことは不条理でもなんでもないと思った。
市場で買い物できるし、アイスクリームをデリバリーだってできる。
つくづく自分は恵まれている。
もっと謙虚になろう。