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フィリピンでMacbookのバッテリーを自力交換する方法(他のアジアの国でもいけるかも)

こんにちは、フィリピン在住フリーランスのchieです。

先日、フィリピンでMacbookのバッテリーを自力交換したことをツイートしたら、フィリピン在住の方から「同じ症状で困っていた」というコメントをいただきました。

もしかして同じように困っている人が結構いるのかも?と思い、バッテリーの自力交換の方法をこの記事でシェアすることにしました。

多分フィリピン以外のアジアの国でも使える方法だと思います。
Macbookのバッテリーの不具合で困っている人に何かしら参考になれば嬉しいです!

私のMacbookのバッテリーに起きた不具合とは

まず、私のMacbookのモデルはこちら。

MacBook Pro (15-inch, 2018)

2019年の初夏に購入し、使用歴は丸2年ほどです。

ある日ふと、蓋がピタッと閉まらなくなっていることに気づきました。
原因を調べてみたら、どうも内蔵のバッテリーが膨張しているせいらしい…

そのまま放置していたら、裏蓋が盛り上がって大きな隙間ができてしまいました。

このままじゃ裏蓋が割れてしまう!
てかバッテリー爆発するかも!

とさすがに焦り、フィリピンでバッテリーを交換することを決意しました。

フィリピンでMacbookのバッテリーを交換する問題点

もし日本でMacbookのバッテリーを交換するとしたら、最もオーソドックスな方法はApple Storeに依頼することだと思います。

Apple Storeの場合、持ち込みでも配送でもバッテリー交換を受け付けてもらえます。
かかる期間は5~7営業日くらいで、費用はモデルによって異なりますが、14,000円〜20,000円ほど。
AppleCare+に加入していれば無料の場合もあります。

さらにカメラのキタムラなど、Apple製品正規修理サービスを請け負っている会社でも対応可能のようです。

さて、それではフィリピンでバッテリーを交換する場合は何が問題なのか。
実は、フィリピンにはApple Storeがないんです。

フィリピンでApple製品を取り扱っているのは、Appleのオフィシャル代理店であるiStore
一見Apple Storeに似ているんですが、Apple直営店ではないため製品の在庫が少なかったり、本格的な修理は難しかったりする場合があります。

実際、私のツイートにコメントくださった方がバッテリーの膨張でセブのiStoreに修理の見積もりをもらったところ、修理費用40,000ペソ(約88,000円)、最短3週間・最長6週間と言われたとのことでした。

もはや買い替えを検討したいレベルですね。。

このように、外注が非常に悩ましいフィリピンでのバッテリー交換。
そこで残された道が自力でのバッテリー交換というわけです。

フィリピンでバッテリーを自力交換する方法

実は、Macbookのバッテリーの自力交換は結構一般的で、ググると先人たちがまとめてくださった方法がたくさん出てきます。

手順はシンプルで、

  1. バッテリーを通販サイトで購入する
  2. 自分で裏蓋を開けて交換する

となります。

メリットは、費用がバッテリー代だけで済むことと、預けずに手元で1日で完了できること。
デメリットは、一度自力交換するとAppleの正規サポートが受けられなくなることと、失敗しても完全に自己責任なことですね。

デメリットが結構由々しいのでできれば正規ルートで交換したかったんですが、日本に帰れない今、背に腹は代えられないので自力交換に踏み切りました。。

フィリピンでも、基本的な手順は日本での自力交換と同じです。

1.バッテリーを通販サイトで購入する

送り先が日本の場合はAmazonで購入できるんですが、フィリピンの場合はおそらくShopeeが一番手に入れやすいと思います。

まず、自分のMacbookのモデルを確認してください。
アップルマーク→「このMacについて」で確認できます。

私の場合「MacBook Pro (15-inch, 2018)」なので、Shopeeで

MacBook Pro 15inch 2018 battery

と検索します。

するとこんな感じで候補がたくさん出てきます。
Macbookのバッテリー交換には星型の特殊なドライバー2種類が必要なので、持っていない場合はドライバーもセットになっているものを選ぶといいです。

あとは、できるだけクチコミ評価が高いところ、信頼できそうなところを選ぶようにするのがおすすめです。
そしてくれぐれもバッテリーのモデルを間違えないように気をつけてください!

「MacBook Pro (15-inch, 2018)」のバッテリーのモデル名は「A1990」です。
「ghac9vvahd」という店舗アカウントから3,872ペソ(うち配送料128ペソ)、約8,500円で購入しました。

マニラから地方都市のドゥマゲテまで、注文から16日で届きました。
こんな感じでしっかり梱包されていました。

2.自分で裏蓋を開けて交換する

交換の手順は、YouTubeで検索して動画を見ながらやるとわかりやすいと思います。
↓こちらなど

以上でバッテリー交換完了!
お疲れ様でした!

…となるはずだったんですが、実は私、バッテリー交換に一度失敗してしまいました。。

自力交換の落とし穴?バッテリー交換で致命的ミス!

無事バッテリーを購入し、いざMacbookの蓋を開けて交換しようとしたとき。

なんと裏蓋のネジ穴を潰してしまい、裏蓋を開けられなくなってしまいました…!

私のモデルの裏蓋にはネジが6つ付いているんですが、5つ外し終わった最後の1つで失敗しました。
輪ゴムを挟んで回してみたりもしたんですがダメでした。。

Macbookのネジはとても小さく、安易にグリグリやると簡単に穴が潰れてしまいます。
自力交換の際はくれぐれもお気をつけください。。

(自力交換が不安な人は)ローカルのパソコンショップに持ち込むのもいいかも?

裏蓋を開けるのに失敗した私は、結局バッテリーと一緒にローカルのパソコン修理ショップに持ち込み、蓋を開けるところからバッテリー交換までまるっとやってもらいました。

持ち込んだお店はこちら、「Elexir Solution」。

料金400ペソ(約900円)で、3時間くらい預けただけでやってくれました。
最初からここにお願いすればよかった^^;

この通り、蓋がピッタリ閉まるようになりました!
もちろん問題なく起動でき、心なしか交換前より動作もサクサクになりました。

入っていた元のバッテリーがこちら。
ホラーかってくらいパンパンに膨らんでました(汗)

私の場合は自分でバッテリーを調達して持ち込みましたが、もしかしたらお店によってはバッテリーの調達からお願いできたりもするのかもしれません。
自力交換が不安な人は、iStoreとローカルの修理ショップで相見積もりをとってみてもいいかも?


以上、フィリピンでのMacbookバッテリー自力交換の方法でした!
また膨張したときはさすがに買い替えたいw

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