MacBookがビリビリして困っているときの解決方法を解説

MacBookユーザーのみなさん、MacBookを使っているとなんかビリビリすることないですか?
Twitterで検索してみたところ、同じ経験をしている人が少なからずいるようです。

日本だと「体質による」というクチコミもよく見かけるんですが、海外では「MacBookは特にビリビリしやすいパソコン」として一定数認知されている気がします。

私もビリビリしまくって困っていたんですが、先日このビリビリを解消できたので、今回はその方法を紹介したいと思います。

あくまで私の場合に上手くいったケースで、他の全ての人に適用できるとは限りませんが、ビリビリに困っていて解消方法を探している人はイチ事例としてぜひ参考にしてみてください!

(そもそも)MacBookのビリビリの発生条件は?

私の場合、以下の条件下でMacBookのビリビリが発生します。

使用マシン:MacBook Pro 15inch(2018年購入)
使用国:フィリピン
使用シチュエーション:充電中
発生箇所:筐体全体(タッチパッド横付近が特に強い気がする)

充電ケーブルでコンセントとマシンをつなぐと、プラスチックのキーボード部分はなんともないんですが

アルミで覆われた本体部分を指でスリスリするとなんかブルブルする感覚があります。
漏電とかではなく、「ああ電気を帯びているな」という感じ。ただタッチするだけでは感じず、指を触れたまま擦ることによって感じます。

このブルブルする感じだけなら別に困るほどではないんですが、キーボードを打っているときにトラックパッド横の下端付近に手首がふれると

「痛っ」と反射的に手を引っ込めるほどの電気を感じることが頻繁にあります。
これがなかなか辛い。感覚的にはやや強めの静電気くらいの痛さです。

充電ケーブルでコンセントと繋いでいないときは、このブルブルも痛みも全く発生しません。
ちなみに自分の場合は、日本・韓国・タイで使っていたときも発生しませんでした。
帯電を感じるのはフィリピンで使っているときだけです。

MacBookはなぜビリビリする?

自分なりに検索しまくって調べてみたんですが、製品不良・使用環境・静電気・体質など原因は諸説あるようです。
MacBookでの体験談が多いですが、他のノートパソコンでビリビリを感じた人もいる様子。

私は単純に、プラスチックに比べてアルミの方が帯電しやすいからじゃないかと思ったんですが、どうもそんな単純な話でもないようです。さまざまな原因があり、それらが複合的に作用して起きているのかも?

ただ、検索して見つかった原因のなかで、一番可能性が高そうだったのがアース(接地)対応でした。

アース(接地)とは?

アース(接地)とは、電化製品を地面(大地)と接続して余分な電気を地面に逃すことです。
日本だと、洗濯機や電子レンジなどの電源端子から出ている緑色の線(アース線)を、壁のアース用コンセントに挿し込むのが一般的なアース対応だと思います。

余談ですが、接地をアース(earth)と言うのはイギリス英語で、アメリカ英語ではグラウンド(ground)と言うそうです。へぇ〜

このアース線、パソコンの電源端子にもほぼ必ず付いています。

こちらは私のWindowsノートパソコンの電源端子です。
緑色のピョロっと出ているのがアース線ですね。

ただ、ノートパソコンを毎回アース接続して充電している人は日本ではかなり少ないのではないかと思います。
理由は、まず面倒なのと、何よりコンセントにアース線の挿入口がないから。

日本のアース(接地)事情

日本の場合、アース対応は水回りの漏電による感電や落雷時の火災、なんらかのアクシデントで強い電圧がかかってしまったときの家電の故障など、万が一に備えての対策という側面が強いため、そもそもアース線挿入口のあるコンセント自体が少ないようです。

最近はオールアース対応の住宅が増えてきているという話も聞きますね。

そして、こういったコンセント周りの仕様は、国によって結構異なるようです。
たとえば、韓国やドイツなどで使われているFタイプのコンセントは、二箇所の通常の差込穴の他に

このように上下や左右にアース極が付いています。
電化製品の充電端子の方も、このコンセント規格に合わせて設計されているので、

やはりこのようにアース極が付いていますね。
(写真は韓国製ノートパソコンの充電端子)

つまり、たとえば韓国やドイツなどでその国で製造されたノートパソコンを使う分には、普通に充電端子をコンセントに挿すだけでアース対応できていることになります。

ノートパソコンもアース対応必須と謳うのであれば、Fタイプのようなコンセントの方が合理的な気がしますが、日本で今さら規格から変えるのはまぁ無理がありますね^^;

私は自分で調べてみるまで知らなかったんですが、アース線は漏電や落雷など万が一のときに働くだけでなく、普段もつないでいるだけで余分な電気を地面に逃す役割を果たしているそうです。

つまり、アース対応せず充電しながら使っているノートパソコンは余分な電気を帯びやすいとも言えるのかもしれません。
そして私のMacBookの場合、まさにこのアース対応によってビリビリが解消されたため、やはり原因はアース対応の有無でした。

MacBookだから帯電しやすい?

MacBookでの体験談が特に多い気がしますが、先述した通り、筐体がプラスチック製のノートパソコンでも電気を感じる人はいるそうです。
なので「MacBookだから帯電しやすい」かどうかはちょっとわからないですね。。

ただ、アース対応の観点で言うと、MacBookはアース対応がしづらいノートパソコンと言えるかもしれません(少なくとも日本では)。
それは純正の充電端子がアース対応になっていないから。

(引用元:Apple

こちら、みなさんおなじみMacBookの充電アダプタです。
見ての通りアース線がありません。

(引用元:Apple

韓国やドイツの純正充電端子もアース極なし。

(引用元:Apple

が、しかし! イギリスの充電アダプタは3芯バージョン、つまりアース対応でした。

全部調べたわけじゃないので不正確ですが、どうやらイギリス・シンガポール・香港ではアース対応版が販売されているようです。

なぜ日本で販売されているMacBookの充電端子にアース線がついていないのかも検索してみたんですが、それらしい情報を見つけられませんでした。。
もし明確な理由をご存知の方がいらっしゃったら、メッセージで情報いただけたらとても嬉しいです!

海外の方が帯電しやすい?

私のMacBookの場合、フィリピンでしかこのビリビリ現象は起きません。
また、Twitterで検索してみると、やはり海外での体験談がいくつか見つかりました。

真っ先に思いついた原因は、電圧の違いです。
海外は日本の110Vより電圧が高い国が多いんですよね。

ただ、私のMacBookの場合、タイや韓国ではビリビリせずフィリピンでだけビリビリするので、一概に電圧の違いだけが原因とも言えないようです。

ちょっと調べてみたところ、どうも住宅での電気配線や負荷分散のしくみだけでもなかなか深い分野のようで、素人の自分にはこれぞ原因と思える情報が見つけられませんでした^^;
なんともあやふやな情報で恐縮です。。

そして先述した通り、日本でもビリビリを体験している人は少なからずいるようなので、一概に海外の方が帯電しやすいとも言えないのかもしれません。

本題!MacBookをアース(接地)する方法

さて、それでは本題の、MacBookのビリビリを解消する方法、つまりMacBookを接地する方法を解説していきます。
私が調べた限りだと、大きく以下4種類の方法がありました。

<アース対応コンセントがある場合>
1.アース線付き延長コードを使う
2.アース線を買って繋ぐ

<アース対応コンセントがない場合>
3.コンセントをアース対応にして方法1か2を実施する
4.(裏技的)テレビの同軸ケーブルを経由して接地する

アース対応コンセントがある場合

1.アース線付き延長コードを使う

おそらく最も簡単なのがこちらの方法です。

まずアース線付きの延長コードを買って、その延長コードのアース線をコンセントのアース口に挿しこみます。
あとはMacbookの充電アダプタをその延長コードに挿して使うだけでOK。

アース線付きの延長コードは↓こんな感じ。

2.アース線を買って繋ぐ

おそらく最も安価で済むのがこちらの方法です。

まず、アース線単体を購入します。たとえば↓こちらなど。

アース線をコンセントと充電アタプタを繋ぐうえで適当な長さに切り、両端の被膜をカッターなどで3cm程度剥がして中の銅線を露出させます。

充電アダプタのコネクタ部分を取り外して、アルミホイルを

↑こんな感じで金属部分と接する状態でセロハンテープで貼り付けてコネクタを戻し、

アース線の先端も↑こんな感じでアルミホイルの先に貼り付けます。
これでアルミホイルを介して充電アダプタからアース線に電気が逃げる状態になります。

あとはアース線の逆の先端をコンセントのアース口に挿し込めばOKです。

アース対応コンセントがない場合

3.コンセントをアース対応にして方法1か2を実施する

おそらくコンセントをアース対応にしてしまうのが最も正攻法だと思います。

生活110番「コンセントへアースの増設をDIYするには?工事費用を抑えてお得に施工」ページによると、コンセントのアース取り付け工事費用の相場は5,000円〜8,000円程度、ただし内部がアース処理されていない場合は10,000〜30,000円程度になるケースもあるとのこと。

手配が手間だし出費もかさみますが、プロにやってもらえるということで安全そうではあります。
コンセントがアース対応になってしまえば、あとは先に紹介した方法1か2を実行すればOKです。

4.(裏技的)テレビの同軸ケーブルを経由して接地する

私がフィリピンで実際にやって上手くいったのがこの方法です。
おそらく日本でも可能でしょう。

「2.アース線を買って繋ぐ」と同様に、充電アダプタにアース線を取り付けます。

次に、アース線のもう片方の先端を、テレビの同軸ケーブルの端子の金属部分に

↑このように巻きつけて接続します。
(私の場合はケーブルテレビ回線でインターネットを使っているので、端子はWifiルーターに刺さっています)

もう片方の端子は普通にテレビアンテナコンセントに刺さっていればOKです。
これで同軸ケーブルを介してMacBookが接地された状態になります。

ただ、この方法はおそらく裏技的で安全性は保証できないため、実行する場合は危険性を十分検討したうえで自己責任でお願いしますm(_ _)m
接地自体はテレビの同軸ケーブルが比較的簡単だと思いますが、他にも地面に届いている金属、たとえば水道管などでも可能なようです。

以上、MacBookのビリビリ解消法の解説でした。
個人的には、Appleさんが今後ビリビリしづらいMacBookを開発してくれるのが一番ありがたい解決方法かなと思っています。

この記事がビリビリで困っているMacBookユーザーさんの何かしらの助けになったら嬉しいです!

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