ドゥマゲテ射撃場

[体験談]ドゥマゲテの射撃場で本物の拳銃を撃ってみた!

フィリピンのドゥマゲテで在宅フリーランスをしています、chieです。

先日のセスナ体験に引き続き、今回も日本人にはややマイナーなドゥマゲテの観光スポットを紹介したいと思います。

それはずばり、本物の拳銃(ピストル)射撃!

一般の日本人にとっては基本的に海外でしかできない射撃。
実はここドゥマゲテでもかなり気軽に体験できます。

私は銃に興味があったわけではないんですが、世界中で使われているにもかかわらず銃という存在が自分にとってあまりに遠すぎたので、ちゃんと近くで見てみたいと常々思っていました。
一種「社会勉強」のような気持ちで…
いや、まぁ単純に好奇心ですね^^;

それでは早速、詳細をどうぞ!

射撃場の場所

射撃場の名前は「Dumaguete Shooters Association」です。

正確にはドゥマゲテの隣のシブランという街に立地しています。
ドゥマゲテ空港からは車やバイクで12分ほど。

海沿いに北上して山側に曲がりますが、あまり奥まっておらず行きやすいです。
看板もあるのですぐ見つかると思います。

そして中はこんな感じ。

半野外というか、もはや完全野外!
ものすごく簡素です。
簡素だろうなぁとは予想していましたが、想像以上でした。

ドゥマゲテ射撃場

撃つ先は自然の土壁ですね。
ある意味ナチュラルというか、リアルな雰囲気の中で射撃できます。

射撃の料金

ドゥマゲテ射撃場

こちらが料金表です。
銃はピストル、ミニライフル、カービン、ライフルの4種類。

値段は以下の通り。

種類 使用料 弾料
ピストル 500ペソ/1人 35ペソ/1発
ミニライフル 500ペソ/1人 35ペソ/1発
カービン 500ペソ/1人 55ペソ/1発
ライフル 500ペソ/1人 75ペソ/1発

また、銃と弾以外に以下の料金が共通でかかります。

  • インストラクター代:500ペソ/1人
  • 入場料:300ペソ/1人

もしピストルを10発一人で撃つとしたら、

・使用料500ペソ
・弾丸料350ペソ
・インストラクター代500ペソ
・入場料300ペソ

計1,650ペソ(2019年12月現在レートで3,522円くらい)

になります。

ううむ、高いのか安いのかわからない。
ちなみに同行者が軽く値下げ交渉してみていましたがダメでした^^;

ドゥマゲテ射撃場

こちらはドゥマゲテシューター協会なるものの料金表です。
そんな協会があるのか!
年会費2,000ペソでお得に撃てるのかな?
Facebookページはこちら

射撃体験の流れ

まず受付スタッフの男の子が電話でインストラクターを呼び出すところから始まりました。
インストラクターさんは常駐ではなく別の場所に待機しているみたいです。

30分くらい待つ覚悟をしましたが5分くらいですぐ来てくれました。
勝手に遅いだろうと思いこんでごめんなさい!

この日我々が撃つことにしたのはピストル。
早速インストラクターさんが持ってきてくれました。

ドゥマゲテ射撃場

持たせてもらってびっくり、めちゃくちゃ軽いです。
そして見た目、正直おもちゃにしか見えませんでした。
実際ボディーはプラスチック製だそうで。

これで人を殺せるなんて信じられない。
ドラマや映画でおもちゃの拳銃と本物の拳銃を間違えるシーンがよくありますが、そりゃ間違えるわと思いました。
そういえば一般人が3Dプリンターで殺傷能力のある拳銃をつくれてしまった事件もありましたね。

ドゥマゲテ射撃場

そしてこれがピストルにこめる弾です。
弾は想像よりも大きかったです。
ピストルと違ってずっしりと重みも感じました。
こんなのが身体に入るなんて絶対嫌だなと思いました。

ドゥマゲテ射撃場

続いてインストラクターさんの説明です。
ピストルの使い方というより心構えの説明でした。
具体的には「これは本物の銃だ」「人を殺せる」「だから気をつけろ」のみ。
いやそんなのわかっとるがな!

説明が終わっていよいよ射撃!の前に、ゴーグルとヘッドフォンを貸してくれました。
ゴーグルは目を守るため、ヘッドフォンはピストルの音の衝撃を和らげるためのようです。
サングラスやメガネを持参している人はそれでもOKとのことでした。

で、そのまま一人ずつ射撃に移ります。
おそらく普通はパスポートなどIDの確認と誓約書サインなどがあると思うんですが、まさかの何もありませんでした…
いやむしろ確認してほしい。。

さて、ここまで書いておきながらあれですが、実は私、怖くて撃てませんでした!
暴発したらどうしよう!間違えて人を撃ってしまったらどうしよう!そんなことばかり考えてしまって^^;
というわけで同行者の様子をレポートするかたちでお伝えしたいと思います。

まず、インストラクターさんが弾をこめてからピストルを持たせてくれます。
構える姿勢と照準の合わせ方、ピストルの持ち方などをざっくりレクチャー。
ちなみに照準は、ピストル上部の前方と後方2箇所に照準器があり、そこに的を合わせるかたちでした。
的はダンボールの上に貼られた紙です。

いよいよ射撃。
まず音がすごかったです。イヤフォンをしていてもその大きさが伝わるほど。
イヤフォンをしていなかったらかなりうるさかったと思います。

そして撃った衝撃。
実際に撃った同行者いわく、引き金は軽いが撃ったときの衝撃はかなり来るとのこと。
実際、撃った後は衝撃で手が結構上に上がっていました。

ドゥマゲテ射撃場

これは撃ち終わった後の的の紙です。
記念に持ち帰らせてもらえます。
いや〜びっくり、撃った同行者3人ともほぼ全発的に当てていました。
初心者でも比較的簡単に扱えてしまうということが身をもって実感できました。

ドゥマゲテ射撃場

こちらは撃ったときに出た薬莢。
刑事ドラマの世界に入った感覚でした。

ドゥマゲテ射撃場

続いて同行者の一人はさらにライフルも撃たせてもらっていました。
ライフルの方が弾がかなり小さいんですね。
そしてピストル同様、ライフルも見た目はおもちゃみたいです。

ドゥマゲテ射撃場

私は撃たなかったんですが、構えだけさせてもらいました。殺し屋感!w
かなり軽かったです。
ちなみに「女性にはカービンがおすすめだよ!」と言われました。
おそらく撃ちやすいんでしょうね。

ドゥマゲテ射撃場

順番に射撃しているときに、どこからともなくもう一人スタッフが現れてようやく免責事項にサインを求められました。
もう撃っちゃってるし!


というわけで、とても気軽な雰囲気で射撃体験ができました。
安全面で不安がないと言えば嘘になりますが、ただやっぱりそれもフィリピンらしさ、ドゥマゲテらしさとして魅力的でした。

個人的には、本物の拳銃を持てたこと、射撃を間近で見れたことがとても貴重でした。
今この記事を書きながら、「やっぱり撃てばよかったかな…」とちょっと後悔しています^^;
まぁまたいつでも行けるくらい近いですけどね!

おまけ:射撃場帰りのランチにはJo’s Chickenシブラン店がおすすめ!

ドゥマゲテ射撃場

「Dumaguete Shooters Association」のすぐ近くにJo’s Chickenのシブラン店があり、シーサイドでとても雰囲気がよくておすすめです!
午前中射撃→Jo’s Chickenランチのコースで是非楽しんでみてください^^

ドゥマゲテ射撃場

ドゥマゲテ射撃場

関連コンテンツ