こんにちは、フィリピン在住フリーランスのchieです。
普段はフィリピンにいるんですが、先日タイに約1ヶ月ほど短期滞在をしてきました!
それで、バンコクから日帰りで行ったメークロン市場とアムパワー水上マーケットがとても面白かったので、私が個人で周った方法やルートを紹介したいと思います。
公共交通機関のみで結構さくっと周れるので、バンコクに滞在される方はよかったらぜひ行ってみてください!
1.ウォンウィエンヤイ駅からタイ国鉄でマハーチャイ駅へ行く
バンコクからメークロン市場へ行くには、まずウォンウィエンヤイ駅(Wongwian Yai)からタイ国鉄に乗ります。
タイ国鉄のウォンウィエンヤイ駅はこちら。
BTSシーロム線のウォンウィエンヤイ駅から徒歩10~15分くらいです。
ウォンウィエンヤイ駅も線路の脇が市場になっていて、いかにもタイのローカルらしい雰囲気が楽しめます。
タイ国鉄全体がそうですが、日本と違って線路に人が入っても咎められません。
チケットは10バーツで、有人窓口で購入するか、乗ってから車掌さんから購入できます。
10時40分発の列車に乗りました。終点マハーチャイ駅までは約1時間です。
2.マハーチャイ駅から徒歩+渡し船でバーレーン駅へ行く
11:40頃、ほぼ定刻通りマハーチャイ駅(Mahachai)に到着しました。位置はこちら。
マハーチャイ駅も周辺が大きい市場になっています。
ここは海産物が有名だそうで、鮮魚がたくさん売られていました。じっくり周ると面白そうです。
が、今回はメークロン市場が目的地なので、マハーチャイは探索せず、レストランで海鮮ランチだけいただきました。
市場を抜けると川を渡る発船場があるんですが、そのすぐ横に眺めの良い海鮮レストランがありました。
Tha Ruea fish restaurant Samut Sakhon
川に面していて眺めがとても良いです。
地図で見てみるとすぐ近くの海から流れ込んでるようで、川というより海といっていいのかも。
海鮮サラダと魚の煮物を食べました。どっちもとても美味しかったです!
煮物は丸ごと1匹でかなり量がありましたが、同行者と2人で結構ペロッと食べてしまいました。
サービスも親切で素敵なレストランでした。
このレストランにはきれいなトイレもあるので、トイレ休憩も兼ねておすすめです。
(タイのローカルできれいなトイレはなかなか貴重です)
昼食を終えて、レストランすぐ横の渡し船乗り場から川の対岸に渡ります。
乗船賃は3バーツ、乗船時間は5分くらいです。
渡し船はひっきりなしに出ています。
対岸に着いたら、近くのバーレーン駅へ向かいます。
徒歩10分くらいのようですが、駅を出てすぐの所にいた人力車の自転車版のような乗り物に勧誘されたので乗りました。
一人15バーツ。
こちらがバーレーン駅(Ban Laem)です。
ウォンウィエンヤイ駅といいマハーチャイ駅といい、線路が家や市場の中に埋れている感じで駅舎も小さいので、かなり近づかないと駅だとわかりません。
こういう所も日本の鉄道とは全然違って面白いですね。
3.バーレーン駅からタイ国鉄でメークロン市場へ行く
バーレーン駅から13時半発の列車でメークロン駅まで行きます。
チケットは例によって窓口でも車内でも買えます。一人10バーツ。
目的のメークロン駅は終点で、乗車時間は1時間くらいです。
実はここで一つ、個人的に達成したいミッションがありました。
それはずばり、メークロン市場の傘が開いていく様子を列車から撮影すること。
メークロン市場では列車が通る時刻が近づくと店の傘が畳まれていくんですが、逆に列車が通り過ぎた途端に店の傘が我先にと開いていきます。
その様子が面白くて、昔テレビで観てすごく印象に残っていました。
というわけで、ここで最も重要なのが列車の中での場所取りです。
乗り物系は普通なら最前席に座りたくなる所ですが、列車が通り過ぎてからの市場を撮りたいので、あえて最後尾に座ります。
そして、狙いのアングルを撮影するにはさらに後ろの車掌室に入る必要があります。
この車掌室、私が乗った時はメークロン駅に近づいたタイミングで車掌さんがドアを開けて中に入れてくれました。
おそらく毎回開けてくれるんじゃないかと思います。
車掌室は狭いので、頑張ってなんとか5~6人が同時に撮影できるかどうかという感じです。
ベスポジをゲットするには、メークロン駅に着く前にできるだけ車掌室に近い席に座っておきたいところです。
ちなみに私が乗った時は既に6~7人のグループが先にいて、これは厳しいかな~と思ったんですが、車掌室の中でしゃがむことでなんとか撮影できました。
撮った映像がこちら。
傘が開いていく様子が狙い通り撮れました!満足です^^
4.メークロン市場をぶらぶらする
ほぼ定刻通り14時半にメークロン駅(Mae Klong)に到着しました。
15時半に列車が折り返し発車する様子も見たいので、それまでメークロン市場をぶらぶらします。
いや~こうして見ると本当に線路の真上に市場が建っているんですね。
よく見ると商品棚の下にレールが敷いてあるところも。これはしまいやすそう。
メークロン市場はもともとがっつりローカル向けだったようですが、今では観光客向けのライトでおしゃれなお店もたくさんできていました。
お土産に買えそうなものもいろいろありました。バタフライピーの茶葉とかタイパンツとか。
こちらのおしゃれタイティーをいただいてみました。美味しかったです!確か40バーツ。
お店の名前もそのまま「THAI TEA」でした。涼しい店内で飲むこともできます。
ぶらぶらしているとあっという間に1時間経ち、列車の発車時刻になりました。
お店のみなさんが粛々と傘を畳んでいきます。
今度は地上から市場の中を走る列車の様子を撮影しました。それがこちら。
いや〜本当にスレスレですね!
なんのガードもなく、走行中の列車にこんなスレスレに立つなんて初体験で、とても面白かったです。
5.メークロン市場からロットゥーでアムパワー水上マーケットへ行く
メークロン市場を堪能したので、次の目的地のアムパワー水上マーケットへ移動します。
アムパワー水上マーケットへは市場のすぐ近くからロットゥー(乗合バス)が出ています。
乗り場はこちら。
ロットゥーがズラーっと並んでいますが、一番市場寄りの、セブンイレブンの正面あたりがアムパワー水上マーケット行きでした。
車の正面に「Amphawa」とアルファベットで書いてあったし、その辺の人が「アムパワーはこの車だよ」と教えてくれるのでわかりやすいです。
ロットゥーは満席になったら出発する仕組み。
乗り込んで10分くらいで出発しました。一人10バーツ。
アムパワー水上マーケットは終点で、確か15分くらいで着いたと思います。
結構揺れました。私は酔いやすい体質なので予め酔い止めを飲んでおきました。
さて、アムパワー水上マーケットでは蛍ボートツアーに乗りたいんですが、帰りが遅くなってしまうため、先にバンコクへ帰る乗り合いバンを予約しておきます。
先人たちの体験談を参考にさせていただきました。ありがたい。。
ちなみにロットゥーの到着場所は↓このへんで
バンコク行きバン乗り場は橋を渡った先の↓このへんです。
先人たちの体験談で、バンコク行きの最終バンは20時発と紹介されていたんですが、私たちが行った日は18時半が最終と言われてしまいました。
「18時半からの蛍ボートツアーに参加したいからもっと遅くがいい」と言うと、二人でバン1台チャーターでよければ20時発で出すよと。料金は確か一人200バーツと言われたと思います。
乗り合いならバンコクまで70バーツなので割高になっちゃいますが、それでも650円くらいだし帰れないのも困るので予約しました。
蛍のピーク時期じゃないのと新型コロナウイルスの影響もあって、乗り合いバンが埋まるほど乗客が集まらないのかもしれません。
が、結局20時に乗り場に行くと全席しっかり埋まっており、返金してもらえて70バーツでバンコクまで帰れました。
6.アムパワー水上マーケットをぶらぶら&蛍ボートツアー
無事帰りの足も確保したところで、あとは心置きなくアムパワー水上マーケットを散策です。
まず最初に18時半からの蛍ボートツアーを予約しました。
最初にあたったボートは一人600バーツと言われたんですが、別のボートに交渉すると一人60バーツでした。
最初のはどうもチャーターボートだったようです。
しかし乗り合いでも60バーツは安い…
ちなみに私たちが乗ったボートはこの橋の真下あたり。ボートツアーは複数箇所から出ているようです。
水上マーケットは想像していたよりずっと広くて、ものすごくたくさんのお店がありました。
いかにもローカルな屋台もあれば、ものすごくスタイリッシュなカフェやバーなんかもたくさんありました。
とにかく目移りするのが食べ物。そしてお土産。
ここにくればお土産選びにはまず困らないと思います。
川添いのレストランがとても良い雰囲気でした。
船の上で調理している人たち。
おしゃれカフェ。ちょっとカンボジアのシェムリアップの雰囲気に似てたかも。
スタイリッシュなホテルやマッサージ店もいくつかありました。
のんびり一泊するのも楽しそう。
レストランの一つで夕食をいただきました。
焼きエビとトムヤムクン。辛いのが苦手だと伝えたら辛さ控えめにしてくれました。
このトムヤムクン美味しかったなぁ〜〜〜
デザートにジェラート。
ナチュラルな甘さでとても美味しかったです。「ICE-CREAM SUGAR」という名前の可愛いお店でした。
夕食後、予約しておいた蛍ボートツアーへ。
早めに行ったので一番前の席に座れました。
ボート上から見る水上マーケットの風景がまたとても良い感じでした。
ボートツアーは40〜50分ほどで、アムパワー水上マーケットからメークロン川の支流を奥に進み、奥からメークロン川に出て大きくぐるっと一周して戻ってくる感じでした。
川の脇にはおしゃれで雰囲気の良いリゾートが点在していました。市場含めリゾート地帯として人気なんですかね。
そして蛍、しっかり見れました!川の脇の木々に集まって光っていました。
日本の蛍と違って点滅のペースが速くて、クリスマスの電飾みたいに見えました。
残念ながら私のカメラでは写真におさめることはできませんでした^^;
ただ、蛍がもうわさわさ見える!という感じではなく、ところどころにささやかに見えるという感じでした。
シーズンオフの2月だったので、蛍ピークの5〜10月ならもっと見えるのかもしれません。
個人的には蛍よりも、ボートから見る水上マーケットの様子が素敵で印象に残りました^^
7.アムパワー水上マーケットから乗り合いバンでバンコクへ帰る
蛍ボートツアーが終わったのがだいたい19時半ころだったので、また少しマーケットをぶらぶらしてから乗り合いバンの出発場所に向かいました。
確か2時間弱くらいでバンコクの南バスターミナルに到着しました。
場所はこちら。
実は私たちはここでちょっと慌ててしまいました。
というのも、バンを予約した時はチャーター扱いだったので、BTSシーロム線の「Bang Wa駅」まで乗せてもらえることになっていたんですね。
が、乗り合いに変わったので、終点も知らない間に元々の南バスターミナルに変わってしまっていたようです。
南バスターミナルからバンコク市内へのバスの乗り方がわからず、タクシーに乗ってBang Wa駅まで行き、そこからBTSで帰りました。
後々調べたら、南バスターミナルからはローカルバスで普通に市内まで行けるようですね。
バンに乗る前にちゃんと終点を確認しておけばよかったです。
いずれローカルバスにも乗ってみたいな。
以上、メークロン市場&アムパワー水上マーケットに個人で行く方法のご紹介でした!
乗り物好きにはかなりおすすめですが、乗り換えが多くて面倒という人はツアーを利用するのもよさそうです。
↓こちらなど。
メークロン線路市場+夜のアンパワー水上マーケット観光ツアー 名物!蛍ナイトクルージング付き
タイの地方観光、他にも魅力的な場所がたくさんありそうなので、ぜひまた違うところにも行ってみたいです^^
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