ゲームオブスローンズ

[海外ドラマ]ゲーム・オブ・スローンズSeason8感想(遂に完結)

2011年から約8年に渡って続いてきたアメリカHBOの超人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」
5月20日放送のシーズン8エピソード6を以て遂に完結しました。

間違いなく最高傑作、私にとってはドラマの概念を根底から覆された作品でした。
今はとにかくお礼が言いたい。驚きを、感動を、熱狂をありがとうゲーム・オブ・スローンズ!

というわけで今回は、最終章であるシーズン8の感想を書き連ねます。
以下ネタバレ注意。

最終章で回収された再会伏線

最終章の何がすごいって、7シーズンかけて描いてきた伏線の量がはんぱないから、もはや伏線を回収するだけで物語が進んでしまうところですね。

セリフにも細かい伏線が色々とありますが、私が特に印象的だったのは人間関係の伏線です。
シーズン1〜4あたりまではパラレル的に進行していた人間関係が、5あたりから交わり始めて、7から8で一気に統合していく様は本当に見事で、まさにカタルシスを感じました。

私が認識している限り、シーズン8で回収された人間関係(主に再会)の伏線は以下の通り。

  • アリア・スタークとジョン・スノウ
     (エダードが王の手として南下する際に別離)
  • アリア・スタークとサンダー・クレゲイン
     (共に旅をしたがアリアがサンダーを見捨てて別れた)
  • アリア・スタークとジェンドリー・スタシオン
     (共にブラザーフッドにいたがメリサンドルがジェンドリーを連れ去って別離)
  • アリア・スタークとベリック・ドンダリオン
     (アリアはジェンドリーを引き渡したドンダリオンを恨み別離)
  • ジョン・スノウとブランドン・スターク
     (ジョンがナイツウォッチへ向かう際に別離)
  • ジョン・スノウとサムウェル・ターリー
     (ジョンがサムウェルをシタデルへ送り出して別離)
  • ジョン・スノウとトアマンド
     (ジョンがウィンターフェルへ戻りトアマンドは壁に残って別離)
  • トアマンドとブライエニー・タース
     (トアマンドがブライエニーに片思い)
  • サンサ・スタークとティリオン・ラニスター
     (夫婦だったがジョフリーが毒殺された際に別離)
  • サンサ・スタークとシオン・グレイジョイ
     (ラムジーから共に逃げ伸びた後お互い故郷に戻り別離)
  • シオン・グレイジョイとヤーラ・グレイジョイ
     (ユーロンに囚われたヤーラをシオンが見捨てたが救出に向かい中)
  • デナーリス・ターガリエンとジェイミー・ラニスター
     (デナーリスの父をジェイミーが殺害)
  • ジェイミー・ラニスターとティリオン・ラニスター
     (兄弟だがティリオンがデナーリスにつき敵同士)
  • ジェイミー・ラニスターとブライエニー・タース
     (キャトリン・スタークの命でともに戦い敬愛し合うが敵同士)
  • ジェイミー・ラニスターとブランドン・スターク
     (幼き頃のブランをジェイミーが塔から突き落とし下半身不随にさせた)
  • ジェイミー・ラニスターとサーセイ・ラニスター
     (双子でありながら恋人だがジェイミーがサーセイを見限り別離)
  • サンダー・クレゲインとグレガー・クレゲイン
     (兄弟でお互い殺したがっている)
  • ダヴォス・シーワースとメリサンドル
     (シリーンを殺されたダヴォスはメリサンドルを恨み北部から追放)
  • リアナ・モーモントとジョラー・モーモント
     (モーモント家現当主とデナーリス側近でいとこ同士)
  • デナーリス・ターガリエンとサムウェル・ターリー
     (サムウェルの父と弟をデナーリスが処刑)
  • サムウェル・ターリーとジョラー・モーモント
     (グレースケールだったジョラーをサムがシタデルで助ける)

多分ほかにもまだまだあります。
逆に再会に至らなかった伏線もありますね、アリア・スタークとサーセイ・ラニスターとか。

本当に恐ろしいドラマです。
これだけ複雑に絡み合った人間関係を、観てる側も完璧に理解して楽しんでるわけですからね。

賛否両論のラストはビター・スイートどっち?

最終章には批判も多く、なんとシーズン8のリメイクを求める署名活動には100万人以上の署名が集まっているとか。
確かに、全シーズンを通してカリスマ的人気キャラだったデナーリスが最終シーズンにして闇落ちしてしまう展開は苦かったし、回収されなかった伏線もあったりで、全てがすっきりするわけではない結末でした。

でもそのモヤっと感がまさに「ゲーム・オブ・スローンズだなぁ」と感じさせられたのも事実です。
ドラゴンも魔法も出てくる胸踊るファンタジー、でも夢や希望は悉く打ち砕かれる、それがゲーム・オブ・スローンズ。

私はこのドラマの、こういう絶妙に現実世界とリンクする展開が好きでした。
ゲームオブスローンズを見ると、きっと実際に中世の頃はこれくらいカオスだったんだろうな、子どもだって人を殺していたんだろうなと思わされました。
むしろ大きく時が過ぎた現代でも、どうしようもない争いに直面し、報復を繰り返し、そこには万人が満足できる答えはない状態です。

でもなんとか折り合いをつけて、落とし所を見つけて、妥協しながらより良い世界を目指していくしかない。
そういう現実を改めて見せつけられた気がしました。

いや、「夢や希望は悉く打ち砕かれる」のがゲーム・オブ・スローンズだとしたら、最終シーズンはむしろゲーム・オブ・スローンズにしてはかなりスイートだったと言えるかもしれません。
物語の重要性を説くティリオン、民主主義に言及したサム、生きて罪を償う道を示したブランなど、いくつもの救いが散りばめられていたように感じました。

シーズン8の胸熱展開の数々を語ろう

さてここからは、順不同で思いつくままに胸熱シーンを語ります。

①メリサンドル無双

個人的にメリサンドルが好きだったこともあり、エピソード3でのメリサンドルの活躍ぶりには大興奮でした。

ロードオブライトの祭司たちって、その能力に微妙に制約があるところが面白いんですよね。
彼らはおそらく、その力を物理攻撃に転換することはできないのだと思われます。
(例:炎を出すことはできるが炎で攻撃することはできない)

まぁ、スタニスと交わって悪魔みたいの出してレンリーを殺させてたのはかなり物理攻撃に近いですが。。
それも「王の血」が要るわけで、権力に取りいらなければ戦えないというのはなかなか厳しい制約ですね。

あと、未来予知に関してもかなり曖昧であるということ。
何らかの未来が見えることは間違いないけど、その未来に至る方法はおそらく見えないのではないかと推測します。

実際、スタニスの戦いで敗れた際、メリサンドルは自分の過ちを認めています。
(ドンダリオンがアリアを守って死んだことからも、そもそもロードオブライトの照準は鉄の玉座の戦いではなくナイトキングとの戦いだったっぽいですね)

メリサンドルは王族を焼き殺しまくる危険人物ではありましたが、行動は一貫していたので、おそらく純粋にロードオブライトを信じて戦っていたんだと思います。
スタニスの敗戦以降、ときどき自分の力に懐疑的になるところも人間らしくて好きでした。
(炎が出せて自分でも驚いていたところが面白かった)

ナイトキングに勝利した後、自ら雪の中へ死んでいくシーンも美しかったです。

②「兄弟の書」に書き足すブライエニー

個人的にシーズン8で最も胸熱だったのが、ブライエニーとジェイミーの関係です。
正直ジョンとデナーリスのカップルよりも100倍泣けました。
(そもそもジョンは本当にデナーリスを愛してたのか?)

シーズン4で、ジョフリーが「兄弟の書」のジェイミーのページを見て、ほぼ空欄なことをバカにするシーンがありました。
そしてジェイミーは右手を失った後、自分の騎士としての正義と「キングスレイヤー」としか呼ばれない無念をブライエニーに打ち明けました。

これら2つのシーンは印象的でしたが、まさか最後にこうして回収してくるとは思いませんでした。
この脚本の巧みさ、まさにゲームオブスローンズ。お見事です。

ジェイミーは最後サーセイの元に戻りますが、二人を天秤にかけてサーセイを選んだというわけではないと思います。
二人ともそれぞれ愛していたし、サーセイが罰されるのに共に罪を犯し続けた自分だけ生き残ることは許されないと思ったんじゃないでしょうか。
ブライエニーとの別れの際、視聴者にずっと株爆上がりだったジェイミーを「そうだ、こいつ悪いやつだったな」と最後に思い出させる流れも秀逸でした。

ジェイミーが去って泣き崩れるブライエニーには胸が締め付けられましたが、その後の彼女の行動が本当にかっこよかったです。
自分がジェイミーに愛された記憶は封印し、「兄弟の書」に彼の騎士としての名誉のみを書き記しました。
ブライエニーは確かに女性だけど、それ以前に騎士なんだなぁと感じさせられました。

③民主主義への言及とそれを笑い飛ばすリアル

ティリオンは、エッソスでのデナーリスの快進撃について「今までは敵が悪人ばかりだったからデナーリスの残虐性があまり表立たず、デナーリス自身も自分の正義を確信していった」と言いました。

これは言い換えると、デナーリスの辿る社会が段階的に近代化していったということでもあると思います。
最初のドスラクが「一番強い奴が一番偉い」という動物的な社会で、次が奴隷制社会、そして最後が絶対王政社会。

つまり、社会が近代の価値観(法治国家・民主主義)に近づいていくほど、デナーリスの力が正義じゃなくなっていく流れが表れていると感じました。

このゲーム・オブ・スローンズというドラマの世界観自体が、中世→近代へ向かっていく大きな流れを表していたようにも思います。

そして最後に、それをまさに言葉にしたのがサムでした。
あそこで「そうだね」とならず、みんなに笑い飛ばされるのがリアルでさすがでした。
現代では当たり前の民主主義も、中世では冗談にしか聞こえなかったのは当然です。

思えば、サムはこのドラマでいつも常識を壊してきた人でした。
女人禁制のナイツウォッチに女を連れ込み、女人禁制のシタデルに女と子どもを連れ込み、治せないはずのグレイスケールを治し。

ジョンに「ナイツウォッチは結婚は禁じているが性行は禁じていない」と、一休さん的解釈を示したこともありました。
そんな先見性のあるサムだからこそ、民主主義の言及にも説得力がありましたね。

そして、きっと当時も、サムのように考える人はいたんだろうなとも思わされました。
歴史に名を残さない、民間の一人一人の中や、もしかしたら貴族の中にも。

王ではなく国家への忠誠を誓い続けたヴァリスがもしあの場にいたら、唯一ヴァリスだけはサムを笑わなかったかもしれませんね。

④愛が義務を殺す、義務が愛を殺す

思えばジョン・スノウは、ひたすらこの言葉に翻弄される運命でしたね。
そして最後まで「義務で愛を殺す」を貫きました。

ただ、最後のデナーリスに関していえば、義務よりも「家族への愛」を取ったという解釈もできます。
(ジョンの忠誠に迷いが生じたのは、ティリオンがサンサとアリアに言及したときだと思います)

ジョンはネッド・スタークの嫡子ではなかったものの、結果的にスターク家の中で一番ネッドの気質を受け継いでいたのではないでしょうか。
脳筋で智謀が弱いし、ジョン自身ネッドを自分のロールモデルに設定している感がありました。

ネッドがシーズン1で言っていた「罪人には自ら手を下す」も頑なに実行していましたね。
北の諸侯達に支持されたのも、ジョンの中にネッドの面影を見たからかもしれません。

これは余談ですが、ゲームオブスローンズでは全体として男性がウェット・女性がドライに描かれている印象を受けました。
ウェットの代表格がジョンとティリオンで、ドライは女性キャラほぼ全員ですね。

「義務で愛を殺す」についてロマンティックに悶えるのはいつも男性で、女性の方は愛などとうに殺している、そんな感じだった気がします。
個人的に現実世界でも男性の方がウェットに感じることが多いので、その点でも現実とリンクしている感じがして面白かったです。

⑤最強なのは「物語」。ドラマも然り

ティリオンの「物語賛歌」は、ドラマクリエイター達の声にも聞こえました。
物語はあらゆる時代のあらゆる人々によって紡がれ、決して消えてなくなりはしない。それはドラマも然りだと。
ヒストリーではなくストーリーといった所にも、そんな意図を感じた気がしました。

そしてそこには、たとえその名が歌われなくても、たくさんの人々が確かに関わっていたのだと。
ドラマ中の「氷と炎の歌」にも、主要キャラの一人だったティリオンさえ登場しないというのがまたリアルでしたね。
壮大な物語のラストを飾るに相応しい名演説だったと思います。

最終章を勝手に考察してみよう

ここからは、最後まで見たけど私の中で疑問が残る点を勝手に考察したいと思います。

考察①:デナーリスの闇落ちは本当に回避できなかったのか?

私は最終シーズンにはとても満足していますが、デナーリスの闇落ちが残念だという声にも共感するところがあります。
確かに、デナーリスが狂王化する伏線は、全シーズンを通してこれでもかと張られていました。

ただ、最後の一線を越える前にいつも踏みとどまっていたのも事実なんですよね。
デナーリスは父の狂王とは違い、自分への反対意見も受け入れられる人物でした。

そこで、どうすればデナーリスの闇落ちを回避できたのかを考えてみました。

回避点1:キングズランディング

シーズン8を観ると、デナーリスが完全に闇落ちしたのはおそらくエピソード5でキングズランディングの降伏の鐘が鳴った時だと思われます。
このときのデナーリスの表情を見て、私には彼女のこんな声が聞こえた気がしました。


「こんなに簡単に降伏するなら、なぜあのとき和解しなかったの?」
「なぜ和解せずにミッサンデイを、レイガルを殺したの?」
「こんなに弱いなら、ナイトキングより先に王都を攻めるべきだった」
「それならジョラーも死ななかったかもしれない」
「ジョンも裏切らなかったかもしれない」
「北の忠誠を得られたかもしれないのに」

「サーセイに従った奴皆殺し!」


うーむ、こう考えると、ユーロンとゴールデンカンパニーがもっと善戦して、クァイバーンのスコーピオンももっと機能して、ワイルドファイアも不発に終わらずにいたら、つまり王都がナイトキング並みにしぶとく戦っていたら、逆にデナーリスの怒りは多少静まったのかもしれません。
(まぁそれでも、闇落ちを少し先送りするくらいかな?)

回避点2:ウィンターフェル

やはり、北でのデナーリスの孤独をもっとフォローできていたらと思わずにはいられません。
こんなツイートがありました。

完全に同意です。
ジョンは北にデナーリスを連れ帰った時点で、家族と諸侯達を命をかけてでも説得しなければなりませんでした。

というか、デナーリスに忠誠を誓った時点で軋轢はわかりきっていただろうに、何の策も用意していなかったんかいと。
しかもお前、この状況は2回目(壁の南に野人を入れたとき)じゃねーかと。

最低でも、ナイトキングに勝利した宴の席では、ジョンがデナーリスを絶対的に持ち上げないといけませんでした。
ドスラクは先陣を、アンサリードはしんがりを務め、デナーリスも自らドラゴンに乗って参戦。

公平に見て一番の貢献者はどう考えてもデナーリスなんです。
そして、あの場ではジョンこそがそれをしっかり讃えて、みんなにわからせるべき役でした。
なのにジョン、お前、トアマンドに誉められてただニヤニヤしてるだけとは何事かと。

まぁジョンの脳筋が死んでも治らないことは証明済だったのであれですが、ここでまさかのティリオンもスルー。
ジェイミーと生き残れて嬉しいのはわかるけど、女王の手としては失格だったと思います。

ここでジョンがしっかりと演説をして、北がデナーリスに忠誠を誓うまでいかずとも多少距離が縮まっていれば、デナーリスの闇落ちはもう少し先送りできた気がします。

考察②:ブランにはどこまで未来が見えていたのか?

最終話でティリオンがブランに「王になってくれるか?」と聞いた際、ブランが答えた「why do you think I came all this way?」のニュアンスからするに、どうやらブランには自分がウェスタロスを統べる存在になることがわかっていたようです。

そもそもブランの能力は、どこまで未来が見えるんでしょうか?

まずウォーグについて。
ウォーグはおそらく動物の身体に自分の意識を憑依させて自在に操る能力です。
ブランの他にも、オレルやゼン族の人などが使っていました。
おそらく「最初の人々」にだけ遺伝で受け継がれている能力なんでしょうね。

ただ、おそらく憑依できる動物には制約がありそうです。
というのも、なんにでも憑依できたら最強の能力になってしまうから。
たとえば、ドラゴンに憑依できたらデナーリスを簡単に失脚させられたでしょう。
「北部出身の動物のみ」というような制約があるのかもしれません。

もう一つ気になるのは、人間には憑依できないのかどうか
これはできるかできないかで言えば「できる」ということになります。
実際にブランが何度もホーダーに憑依していました。

ただ、これも全ての人間に憑依できると最強の能力になってしまうので(敵に憑依して自害すれば一発)、制約があるはずです。
他のウォーグが人間に憑依する例が出てこないので、ブランとホーダーが例外なのだと考えられます。
可能性としては、たとえば能力者同士なら憑依できる(実はホーダーもウォーグの能力者だった)といった制約なのかもしれません。

次にグリーンサイトについて。
グリーンサイトは過去起きたこと・現在起こっていること、そして未来に起きることがビジョンで見える能力だと理解しています。
ただ、このグリーンサイトの定義がウォーグよりもかなり曖昧です。

ドラマで出てくるグリーンサイトの能力者はブラン・ジョジェン・先代三つ目の鴉の3人(リコンもあったっぽいが未覚醒)ですが、ジョジェンと三つ目の鴉になる前のブランは、自分の見たい時代・場所を自在に見れるという感じではありませんでした。
おそらく自在に見れるのは三つ目の鴉になった者だけということでしょう。

ただし、三つ目の鴉も、ドラマのシーンから推察するに、現在と過去は自在に見れるけど未来は断片的なビジョンでしか見えないようでした。
ではブランはいつ自分が王になる未来を見たのか?

「why do you think I came all this way?」のニュアンスから、おそらく壁を越える前ではないかと推測します。
ブランがサムにどれだけ止められても、ジョンとの再会を諦めてでも北へ向かったのは、三つ目の鴉を受け継ぐためだけでなく、王になるためだったんじゃないでしょうか。
もしかしたらブランを導いたジョジェンも知っていたのかもしれないですね。

最後に、これが一番気になるところです。
三つ目の鴉は過去を改変できるのか?

これもできる・できないで言えば「できる」です。
幼少期のホーダーに起きた出来事がまさに、グリーンサイトによる「過去の改変」でした。
ブランが過去のネッドへ呼びかけてネッドが振り向いたのも、過去に干渉できることを示していると思います。

しかし、ブランも先代三つ目の鴉も、能力を使って過去へ干渉する気はないようでした。
それが能力の制約なのか、三つ目の鴉としての主義なのかはわかりません。

想像ですが、ブランは過去を変えることは無意味だと考えているのではないでしょうか。
過去を変えてしまえば、それは人々が積み重ねてきた物語を否定することになり、三つ目の鴉が受け継ぐ全ての記憶が意味を持たなくなってしまうことになるからです。

私はてっきり、最終シーズンでこの「三つ目の鴉の過去改変」の伏線が回収されると思っていたんですが、ティリオンの物語の演説を聞いて、「ああ、改変は無意味なんだな」を思わされました。
その意味でもティリオンの言葉には深みを感じました。

最後に

以上、ゲームオブスローンズについてはまだまだ語りつくせませんが、とにかく一言でいって最高でした!

このドラマに出会えてよかった。
またシーズン1からじっくり見直そうと思います。

ありがとう、そしてお疲れ様、ゲームオブスローンズ!

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