今月、遂にラップトップをMacBook Proに移行しました。
それで、購入の際に迷ったのがAppleCare+に加入するかどうか。
これ、迷う人ものすごく多いと思います。
何故なら価格が高いから!
MacBook Proだけでも清水の舞台から飛び降りる勢いなのに、さらにAppleCare+で出費があがるなんて、胃がキリキリ痛みますよね?
でも故障は心配だし…ああ、出口のない二択。
という感じで散々悩んだわけですが、私は最終的にAppleCare+はいらないと判断しました。
今回はその理由を説明したいと思います。
そもそもAppleCare+(for Mac)とは?
Apple公式では下記のように記載されています。
すべてのMacには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償テクニカルサポートがついています。AppleCare+ for Macに加入すると、保証とサポートがAppleCare+の購入日から3年間に延長されます。さらに、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、1回につき画面または外部筐体の損傷は12,900円(税込)、そのほかの損傷は37,100円(税込)のサービス料で、1年間に2回まで受けられます。Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話で優先的に問い合わせることもできます。
重要なポイントとしては、
- 無料保証期間を3年に延長できる
- 過失による故障でも割安で修理してもらえる
の2点ですね。
保証内容は非常に素晴らしいと思うのですが、なんといっても難点は価格です。
私が購入したMacBook Pro15インチモデルの場合、お値段は¥35,800 (税別)。
(ちなみに13インチは¥25,800、MacBookは¥23,800です)
Appleってほんとなんでもかんでもバカ高いですよねー。
マウスでさえ1万近くしますからね。
何も知らずにWindowsから移行しようとすると、何よりもまず価格帯の違いに驚くと思います。
というわけで、ここから「保証を取るか価格を取るか」の仁義なき闘いが始まるわけですが、ちょっとすぐに決断できなかった私は、クチコミ情報を探してみることにしました。
AppleCare+は必要か不要か、ネット上のクチコミは?
ネット上でクチコミを探してみると、概ね以下のような意見が見られました。
「AppleCare+は必要」の意見
・MacBook Proは普通に修理するとどちゃくそ高い
・ラップトップは持ち歩くので故障確率が高くなる
・スタッフの対応などサポートの品質が良い
・(故障しなくても)バッテリー交換ができるからお得
・3年間故障に怯えず気楽に使える
「AppleCare+は不要」の意見
・3年以内の故障率を考えると元が取れない可能性が高い
・過失故障は安くなるとはいえ有料
・ユーザーの不安心理につけこんだAppleのぼろ儲け商法に騙されるべからず
ここで一つ面白かったのが、ネット上ではiPhoneだとAppleCare+不要派が多いのに対し、MacBook Proだと必要派が多かったことです。
理由は、最近はiPhoneも故障しにくくなっていることと、最悪ちょっとの液晶割れくらいならそのまま使えるということのようでした。
一方、MacBook Proとなるとどのパーツも重要だし、故障した場合のリスクも高い(しばらく仕事ができない等)ので慎重になる人が多いようですね。
というわけでクチコミはAppleCare+必要派が優勢だったわけですが、疑り深い私は「MacBook Proの修理費ってそんなに高いの?」と思い、さらに実体験に基づく修理費用例を探してみました。
MacBook Proの修理費用例
私がネット上で見つけたのは以下の2例です。
ううむ、やはり高い。
特に1例目はえげつない高さですね…これが自腹だとかなりキツイです。
こうして見ると、やはりクチコミの通りAppleCare+は必要な気がしてきます。
でも実は私は、この修理費用例を見てAppleCare+に加入しないことを決めました。
AppleCare+がいらない理由1:別の保険が使える
AppleCare+よりもお得な料金で利用できる保険があります。
それが「モバイル保険」です。
モバイル保険は、月額700円で年間最大10万円まで保証されるモバイルデバイス専門の保険です。
AppleCare+の保証が3年で¥35,800、一方モバイル保険は3年で¥700×36カ月=¥25,200と、1万円以上お得。
しかも主端末とは別の端末でも、2台まで最大3万円が保証されます。
つまりMacbook以外にも、スマホやタブレットが故障した際にもこの保険が使えるわけですね。
また、ちょっとレアな事情で恐縮ですが、海外旅行保険も利用できます。
私は現在1年のほとんどを海外で暮らしているので、日本に一時帰国している時以外はクレジットカード付帯の海外旅行保険が常に適用される状態にしています。
この海外旅行保険には携行品損害補償が付いていて、私の場合は、ちょっとややこしいんですが1つの品に対して出国から3ヶ月目までは20万円まで、4ヶ月目以降は10万円まで補償金を受け取ることができます。
しかもこれは、自身の過失による故障も対象です。
実際、過去に海外旅行先でiPadを落として液晶割ってしまったときは、海外旅行保険で修理費用を賄うことができました。
今回MacBook Proの修理費用例を見て、「この額なら海外旅行保険で賄える」と判断したというわけです。
(まぁ、携行品は他にもカメラとかiPadとかあるので不安は尽きないんですけどね)
他にも、既に入っている保険で適用可能という事例があるかもしれません。
AppleCare+に入る前に、既存の保険の保証内容を確認してみるといいかもしれないですね。
・海外旅行保険が半年使えるクレジットカードおすすめの組み合わせ
AppleCare+が不要な理由2:自然故障の修理費には上限がある
これ、知らなかったんですが、そもそもMacBookでは自然故障の修理費には上限が決まっているそうです。
MacBook Pro15インチの場合は税抜で¥65,000まで。
最初の1年なら保証期間内な上、2年目以降も修理費の上限があるというのは、私には一つ安心材料でした。
AppleCare+が不要な理由3:故障する気がしない
これもちょっと個人的な話になってしまいますが、私は会社員時代に約11年Macを使い続け、一度も壊れませんでした。
ちなみにiPadも初代から10年近く使っていますが、液晶を割ったことしかありません。
こういった自分の経験から、故障の確率は低いと判断しました。
以上3つが、私がAppleCare+に加入しなかった理由です。
まぁ最も大きな理由は1で、2と3はそれを後押ししたってくらいですかね。
もちろん、あくまで「私の場合」ですので、決断は自己責任でお願いします!
最後に:それはそうとMacBook Proはやっぱり楽しい
こうしてAppleCare+にうんうん悩むのも、元を辿ればそうまでしてでもMacBook Proが使いたいから。
会社を辞めて以来ずっとWindowsを使っていたんですが、久しぶりにMacに戻ってきて、やっぱりグラフィックあフォントの美しさにテンションが上がりました。
AppleCare+には入らなかったけど、Apple社へは感謝していますということを表明して終わりたいと思います。
ありがとうございました!
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